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ネイルのオフならフィルインがおすすめ!その理由とは?

ジェルネイルは、発色がよくぷるんと艶がある仕上がり、剥がれにくく長持ちしやすいというメリットがあります。
しかし、ジェルネイルはネイルオフの時に爪への負担がかかりやすいことも。

なるべく爪に負担をかけずに剥がしたい、そんなネイルオフには「フィルイン」という方法がおすすめです。
このフィルインについて、目的や方法、メリットとデメリットを解説していきます。

フィルイン(一層残し)とは?

ジェルネイルをする際に一番爪に負担がかかるのは、ジェルをオフする(剥がす)ときです。
ジェルネイルをオフするときには、やすりでジェルを削ったり、リムーバーでジェルを浸したりすることで、爪に大きな負担がかかります。

しかし、「フィルイン」という方法でオフすると、様々なメリットがあります。
ここでは「フィルイン」のメリットとデメリットについて解説いたします。

フィルインを選ぶメリットとは?

ジェルネイルをオフするときには「アセトン」というネイルリムーバーを使用いたします。
アセトンには油脂や物質を溶かす性質があり、しっかりとくっついているジェルネイルをオフすることが可能です。
しかし、アセトンで爪まわりを浸すことによって、爪や指の油分や水分までも除去してしまっているのです。

それとは違い、フィルインはアセトンを使わずにジェルをオフすることができます。
塗ったジェルの全てを取り除くのではなく、ベースジェルの一層を残して、その上に塗り直していきます。
一層残っっていることで、塗り直す時も再度爪の表面を削らずに済むので、爪への負担をかけずにジェルを続けていけるというメリットがあります。

フィルインを希望する時には、フィルイン専用のベースジェルを使いますので、上のカラージェルを塗り直してもネイル自体が長持ちしやすいというメリットもあります。

デメリットはあるの?

メリットが多いフィルインですが、デメリットもあります。
フィルインネイルをキープしていくには、3〜4週間ごとにジェルネイルの付け替えをおすすめしています。この定期的なメンテナンスを怠ると、ベースジェルが剥がれ自爪を痛めてしまう可能性もあります。

ジェルオフする時も、プロの技術と専用の道具が必要となりますので、セルフネイルでジェルオフするのは難しいという点もデメリットです。

ですが、3〜4週間の周期でジェルネイルを綺麗に保ちたい方には、フィルインがおすすめですよ。

フィルインの方法を大公開!

ここからはジェルオフしない「フィルイン」の工程について解説いたします。
簡単そうに見えるかもしれないですが、自爪を削らないようにとプロの技術を必要とします。

STEP1:カラージェルを取り除く

初めにトップジェルやカラージェルの表面を削ります。
ストーンや凹凸のあるものはそちらから取り除き、その後表面のカラージェルまで削り、ベースジェルだけ残します。

削りすぎるとベースジェルまで削ってしまい自爪が出てきてしまうので、少しずつ丁寧に削りましょう。
これでベースジェル一層分だけを残した状態になります。

STEP2:爪の形を整えて下準備

ファイリングをして爪の長さや形を整えていきます。
キューティクルリムーバーを付けて、プッシャーで甘皮を押し上げていきます。
このとき、甘皮から爪の表面についている汚れも一緒に取り除きましょう。
その後ニッパーで余分な甘皮やささくれを切り、爪の根元を綺麗にします。

STEP3:ベースジェルを塗布

ダストと油分を取り除いたら、伸びた根元部分からベースジェルを塗布してフォルムを整えます。
爪の根元から残っているベースとの段差ができないよう、きれいに塗るのがポイント!
フィルインで自爪とジェルの段差が少ないほど、ベースジェルを塗布した際にもきれいなベースが出来上がります。

STEP4:新しいカラーを塗る

ベースが整ったら、好きなカラージェルやデザインを施し、最後にトップジェルを塗布して仕上げます。
ジェルを硬化すれば新しいジェルネイルの完成です。
下準備をきちんと行えば、フィルインはきれいに仕上がりますよ!

フィルインはネイルを長く楽しむ方法

フィルインはジェルネイルを長持ちさせることと、爪の負担を減らして健康に美しく保つことができます。
しかし、上記での4STEPのようにプロの高い専門技術や知識が必要なので、しっかりと習得しているサロンでの施術をおすすめします。